高麗人参と病気の予防・改善~高血圧編~
高血圧になる原因は数多くある
高血圧というのは、最高血圧が140mmHgをオーバーしているか、もしくは最低血圧が90mmHgをオーバーしている状態で維持されていることを指します。
高血圧自体は病気ではありませんが、高血圧を放置しておくことによって、心疾患や腎臓病などにかかるリスクが高くなります。そのため、高血圧の人は血圧を下げるための対策が必要です。
しかし、高血圧になる要因は数多くあり、複数の要因によって高血圧が引き起こされていることが多いです。
以下の項目で、高血圧の原因となるものについて紹介します。
遺伝的なもの
両親のどちらかが高血圧だった場合、遺伝で高血圧になってしまうことがあります。両親のどちらも高血圧だった場合、その子供が高血圧になる確率は50%だといわれています。
脂質や塩分の過剰摂取
食生活が乱れており、脂っこいものや塩分の多いものばかり摂取していると、高血圧になる可能性はあがります。塩分の過剰摂取によって高血圧になる理由についてまではまだ解明がされていません。一方、脂っこいものを過剰摂取した場合は、血液中に悪玉コレステロールという脂質成分が増加し、血管内を狭めてしまうために高血圧になることが判明しています。
ストレス
過度なストレスは交感神経を活性化させる要因になります。交感神経とは血液の流れなどを司っている部分で、活性化されると血管内の血液が増加してしまい、血圧が高くなることが分かっています。
運動不足
運動をすることによって筋肉は成長していきますが、運動を怠ると筋肉は硬くなっていきます。血管も筋肉によってできているため運動不足は血管を硬くします。すると、硬くなってしまった血管を伸縮させようとするために血液の量が増えて、血管の壁に圧が強くかかるため、高血圧になりやすのです。
加齢
歳を重ねるにつれて、血管は徐々に衰える傾向にあります。血管が衰えると動脈硬化などの症状を引き起こしやすくなるため、高血圧を招きます。
肥満
肥満の状態にある人は、体内のナトリウムが増加する傾向にあります。体内にナトリウムが増えすぎると病気などを招く原因になりかねないため、体内の水分量をあげて薄める作用が働きます。しかし、そうなると体液が増えてしまい血管が圧迫されるため、高血圧になりやすいといわれています。
高麗人参で高血圧を改善
高血圧を改善するためには、食生活の見直しや適度な運動、ストレス解消、肥満の方はダイエットなどを取り入れると徐々に緩和されていきます。
それに加えてさらに、効果的な方法を取り入れたいのであれば、高麗人参の摂取をおすすめします。
高麗人参とは漢方薬の一種で、血液の状態を改善する効果を持っているのが大きな特徴です。
高麗人参に含まれているジンセノサイドには、過剰摂取した塩分や脂質をそれぞれ排出したり燃焼させたりする効果があります。また、血管の状態を司っている交感神経という部分に作用して、緊張状態で収縮している血管を緩める効果をもたらしてくれます。
このように優れた成分が高麗人参には含まれているため、高血圧改善を目的として愛飲している人もいるのです。